破綻論理。
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金曜日のパラドクス
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あらすじ
ワールドトリガー男主連載（那須相手）
那須さんの幼馴染であるボーダー隊員の主人公とのもだもだラブコメ（予定）。
主人公は忍田さんの弟子で太刀川さんの弟弟子、サイドエフェクト持ち設定です。
《タイトルの由来》
抜き打ちテストのパラドックス（外部リンク：Wikipedia）より。
以下、簡単に解説。
ある教師が、生徒に二つのことを言いました。
『来週の月曜から金曜までのいずれかの日に、抜き打ちテストを実施します』
『抜き打ちテストであるため、どの日にテストがあるかはわかりません』
それを聞いたある生徒は、こう考えます。
「抜き打ちテストを金曜日に行うとしたら、木曜日が終わった時点で明日テストが行われることは予測できる。よって金曜日に抜き打ちテストは行われない」
「抜き打ちテストを木曜日に行うとしたら、水曜日が終わった時点で木曜日か金曜日にテストが行われることが予測できる。上記の理論より、金曜日に抜き打ちテストは行われない。よって木曜日と予測できるため、木曜日に抜き打ちテストは行われない」
以下同様に推論を行うと、水曜日、火曜日、月曜日にも抜き打ちテストは行うことができないことになります。
よって『抜き打ちテストは不可能である』という結論に達した生徒は、安心して眠りについたのでした。
しかし、テストは翌週水曜日に行われ、生徒はそれを予期できませんでした。
全ては、教師の言葉通りになったのです。
目次
第一章 月曜日のSynecdoche
Synecdoche……提喩。上位概念を下位概念で、ないし下位概念を上位概念で言い換える装飾技法。
読みは『シネクドキ』。
原作開始の一年前の冬の話。
第1話 青い鳥の行方
2018.11.19（2023.02.23 改稿）
第2話 400分の1の世界
2018.11.21（2023.02.23 改稿）
第3話 在りし日の残響
2018.11.26（2023.02.23 改稿）
第4話 望郷の泉
2018.11.28（2023.02.23 改稿）
第5話 青色の林檎
2018.12.01（2023.02.23 改稿）
第6話 Reality bullet
2018.12.03（2023.02.23 改稿）
第7話 希望の足枷
2018.12.05（2023.02.23 改稿）
第8話 声を聴かせて
2018.12.07（2023.02.23 改稿）
第9話 ララバイ
2018.12.10（2023.02.23 改稿）
第10話 くだらない話
2018.12.12（2023.02.23 改稿）
◇ ◆ ◇
第11話 みをつくし
2018.12.14（2023.02.23 改稿）
第12話 Gift
2018.12.17（2023.02.23 改稿）
第13話 青薔薇の処刑台
2018.12.20（2023.02.23 改稿）
第14話 どこにもいけない
2018.12.21（2023.02.23 改稿）
第15話 Garden of Eden
2018.12.24（2023.02.23 改稿）
Tall Tale……ほら話。でまかせ。
第一次大規模侵攻～原作開始一年前の話。
第16話 愛、惨憺と
2019.02.26（2023.02.26 改稿）
第17話 命の徒花
2020.06.15（2023.02.26 改稿）
登場人物
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短編
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